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『自民党―この貪欲なるケモノ』


イエスの生涯 (新潮文庫)

イエスの生涯 (新潮文庫)

  • 作者: 遠藤 周作
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1982/05/27
  • メディア: 文庫



『自民党が存在する限り、日本に本当の良い政治は訪れない』
これは僕の予測でもあり、信念でもある。

自民党が必要だった時代はもう過去のもの。
必要悪として一定の成果は挙げた。
今はすでに害悪以外の何物でもない。
それなのに未だに存在し続けている。
未だに大勢力を誇っている。
これは自民党およびその支持者がイケナイのではなく、他の政治家達がダメなせいだ。
自民党よりも魅力的な政治を提示できないからダメなのだ。


自民党は、いわば一つのテーゼである。
かなり下劣なテーゼだと思うけれども。
自民党の政治を突き詰めて、突き詰めて、単純な言葉に還元していけば、
『欲望』という言葉が残る。
要するに利潤の追求、利潤の分配、本来政の中で公になされるべきものが、
公のものとは違う場所で行われるのが自民党の政治なのである。
小さいところでは近親者の就職。
大きいところでは企業の受注。
等々。
だから、裏金が蔓延る。
不正が蔓延る。
『政治と金の問題』なんていつまで経ってもなくならない。

彼らの利潤の追求は万人に恩恵を与えない。
利益に預かるのは自民党およびそれに近しい人たちだけだ。
そして、彼らは容易に腐る。
自民党に近いところから、腐る。
それはあたかもスパイラルのように周囲を巻き込み、どんどん腐る。
建設業界然り、土木業界然り。
かつて(もうずいぶん前だけど)、
『日本は政治家はダメだけど、官僚が優れているから大丈夫』と言われていた官僚達ですら、
容易に感染し、腐臭を放つようになった。
彼らがクイモノにしているのは、我が国の、日本の未来なのだ。


ところで、ある一つのテーゼに対して抗し得るのはアンチテーゼなどではない。
全く別個のテーゼなのである。
ましてや『反自民』などという、アンチテーゼにもならないお題目で人を集めたって、
烏合の衆にすらならない。
20年前の野党大連立もそう。
近年の民主党もそう。
『砂上の楼閣』なんて洒落た例えがもったいない位に、あっけなく、簡単に崩壊した。
組織を維持する求心力の無い集団に大事は成せない。
ましてや国政を担うなんて、とてもとても・・・。
自民党を倒すには、いや、脅かすには、自民党とは全く別のテーゼが必要なのだ。

ならばなぜ政治家達は新しいテーゼを作ろうとしない?
恐らく、彼らには出来ないのだ。
新しいテーゼはひたむきに未来を見つめることによってのみ作られる。
ところが彼ら政治家達は片目で自民党を見ている。
自民党の貪欲さを、羨望を持って見ている。
いつか自民党から横取りして貪ろうと思ってみているのだ。
だから自民党から離れられない。
せいぜい『反自民』なんていう陳腐なスローガンしか出てこない。
そう、政治家は皆、根本的に『自民党的』存在なのだ。
  (機密費問題がいい例であろう。民主党は野党時代には機密費の公開を求めて激しく追及した。
   しかし、与党になってから機密費を公開することはなかった。
   政治家達が如何に利益に敏感で、如何に利益に貪欲かを示すエピソードだ。)


このまま自民党の天下が続けば、この国の未来から『希望』という言葉は消えてしまうだろう。
早いか遅いかの違いはあっても。
これを是としないならば、僕らは自民党から決別しなければならない。
『利益誘導型』の政治と決別しなければならない。
その決断は僕ら国民の手に委ねられている。





今週の一曲
さだまさし 『フレディもしくは三教街~ロシア租界にて~』


感動の素

感動の素

  • アーティスト: さだまさし,さだまさし,渡辺俊幸,服部隆之,信田かずお,山本直純,服部克久
  • 出版社/メーカー: テイチク
  • 発売日: 1999/01/29
  • メディア: CD



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